帰宅困難者を出さない
大型の台風14号が、沖縄から九州へ、明日には西日本を通る予想です。
総務人事部として、台風時の出勤退勤について事前に作戦を決めておきましょう。
大方針は、「帰宅困難者を出さない」です。
私の場合は、天気予報の警報と、公共交通機関の計画運休の情報を元に判断しています。
1.暴風/強風/豪雨警報が出された場合
警報が出た時点が一つの帰宅指示の判断となります。この場合は、遠方の社員から順次帰宅指示を出していきます。
2.公共交通機関の計画運休が出ている場合
近年は、公共交通機関の計画運休が鉄道会社のホームページなどにアップされます。
まず、総務人事は、社員がどの交通機関を使っているかを把握しておきます。私は、自分のパソコンのブラウザーに
各鉄道会社の運休情報のアドレスをストックしています。情報は、こまめにチェックする必要があります。
鉄道数が多い場合は、他の社員の協力も仰ぎましょう。
ポイントは、運休時刻から逆算して、社員が無事に帰宅できる時刻までに指示を出すことです。
例えば、午後15時から計画運休の予定です、と出ていたら、およそ帰宅時間を考えて、13時には最終リミットとします。
15時から計画運休だとすると、約1時間前からは、鉄道の間引き運転も始まります。駅も混雑を始めます。
帰宅困難者を出さない! この方針でいきましょう!
3.顧客への対応
まず、私のところは、留守電に「本日は、台風の影響により営業を終了させていただきました」等と入れ替えます。
また、重要な取引先には、FAXやメールで連絡を入れておきます。例えば、大阪に台風が来るとして、東京にも支店が
ある場合などは、電話の転送なども検討します。
こういうことは、日ごろから考えて準備しておかないと、いざ、というときになってからでは手が打てません!
総務人事部は、日ごろから、万が一の場合に備えて方針を立てておきます。
4.早退時の勤怠について
これは、会社によって対応が異なると思います。私のところは、就業時刻まで2時間を切っていたら働いたものと見做す、と
しています。それ以上だと半休でお願いしています。これも事前に、方針を決めておかないと、後で混乱することになります。
まとめ
大方針は「帰宅困難者を出さない」ことです。
そして、当日になってから慌てるのではなく、事前にどのタイミングでどう判断するかを決めておきましょう。
予想が外れて、「たいしたことなかったな」となっても、それは結果論です。それはそれで良いことです!!
ご安全に!!
取り急ぎご参考として。
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